Xeon X5650 + Intel 5520 + DDR3-1333 ECC Reg 性能評価(姫野ベンチ)

MB: Supermicro X8DTi
Chipset: Intel 5520
CPU: Xeon X5650
MEM: 6GB (DDR3-1333 1GB ECC Reg x 6)

MPI: openMPI
Compiler: gcc 3.4.6
Benchmark: himenoBMTxp
Size: L

2CPU 12core: 12725MFLOPS

また、HTを含めた分割計算も行ってみた。

2CPU 8node: 12804MFLOPS
2CPU 12node: 12725MFLOPS
2CPU 16node: 11066MFLOPS (HT含む)
2CPU 24node: 7543MFLOPS (HT含む)

■評価
前回のHT評価
では、HTを使っても落ち込みが少なかったが、今回はN=24にて大きく落ち込みが確認された。
トリプルチャンネルメモリの帯域不足が大きな原因と思われる。
AMD Opteron 6100シリーズは、クアッドチャンネルメモリとなるので、N=24での比較をしてみたい。

また、メモリ容量によっても計算速度に差があることが判明した。
前回のX5650性能評価では、2CPU 12core: 13723MFLOPS が記録されている。ハードウェアの違いは、1枚あたりのメモリモジュール容量が前回が4GBで今回が1GBです。
メモリメーカーに確認をしたところ、メモリモジュール容量が4GB以上のものと2GB以下では、アプリケーションによって10%程度の性能差が出る場合があるとのことでした。