MB: ASUS M4A79T Deluxe
Chipset: AMD 790FX
CPU: PhenomII X4 945
MEM: 4GB (DDR3-1333 2GB x 2)
MPI: openMPI
Compiler: gcc 3.4.6
Benchmark: himenoBMTxp
Size: L
1CPU 4core: 4293MFLOPS
MB: Supermicro X8DTi
Chipset: Intel 5520
CPU: Xeon X5550
MEM: 24GB (DDR3-1333 4GB ECC Reg x 6)
MPI: openMPI
Compiler: gcc 4.1.2
Benchmark: himenoBMTxp
Size: XL
結果
2CPU 8node: 13726MFLOPS
2CPU 16node: 13586MFLOPS (HT含む)
評価
HTを使っても落ち込みが少なかった。
HTが多くのアプリケーションに対しパフォーマンス向上になるとは考えにくいが、今回の結果だけで言えば分割数が倍になってもメモリ帯域不足による大きなパフォーマンス劣化になっていないところに注目したい。
仮想システムでも大変便利なiSCSIストレージですが、このiSCSIストレージのフェイルオーバーを open-e を使うことで簡単に実現できました。
open-e はLinuxベースでWEBブラウザさえあれば、外部の端末から簡単に設定して運用できる便利なOSです。これを組み込んだ2台のサーバを用意すれば、相互に監視し、マスター側のディスクの必要な部分をレプリケーション、仮想IPアドレスをマスターとスレーブで共有し、マスター側がダウンすればスレーブ側が、すぐに稼動を始めます。
高機能で設定項目も色々ありますが、設定はシンプルで簡単、それに設定画面も日本語化されているので、その点でも分かり易く安心感があります。
これなら仮想システムの安定稼動を実現するための、シンプルでローコストな解決策としてお薦めできると思います。