ProxmoxVE 8.3が 2024/11/21に リリースされました。
https://www.proxmox.com/en/about/press-releases/proxmox-virtual-environment-8-3
当社でもまずは検証環境のProxmox8.2.7がProxmoxVE 8.3へアップデート可能か試してみました。結果、作業自体はトラブルなく行うことができました。
プレスリリースによると下記のような機能が強化されたとのことです。
ソフトウェア定義ネットワーク (SDN) スタックとファイアウォールの連携強化: 複雑なネットワーク構成とマルチテナント設定を簡単に管理可能。
通知システムのWebhookターゲット: システムイベントに対するHTTP要求をトリガーし、通知のカスタマイズが可能。
リソースツリーの「タグビュー」機能: 仮想ゲストを割り当てられたタグに基づいてグループ化して表示。
Ceph Squidのサポート(テクノロジープレビュー): Ceph Squid 19.2.0が新たにサポートされ、他のCephバージョンも引き続き利用可能。
コンテナのバックアップの高速化: 変更されていないファイルを効率的に検出し、バックアップ時間を短縮。
他のハイパーバイザーからの移行機能の改善: OVFおよびOVAファイルからのゲストインポートが簡素化され、VMwareゲストなどからの移行が容易に。
色々な機能が追加・強化されて楽しみですね。当社の様なハードウェアベンダーの立場からするとハードウェアとの相性問題についても気になります。これから検証していきます。
アップデート作業や機能については改めて記事にしようと思います。
当社ではハードウェア販売時にProxmoxVEのインストールサービスを承っております。
またProxmoxVEのHCIの環境構築サービスも始めました。
是非お問い合わせください。